トルティーヤ

毎年出店させていただいてきたNORTH TENJIN PICNICS 須崎公園を含む周辺施設の改修工事のため、今年でいったんおしまい。

そんな今年もトルティーヤで出店することにしました。

今のお店に来てすこしだけ一緒に働いたオーナーの妹さんが、いずれタコス屋さんをしたいということで、タコスのテイクアウトメニューを一緒に作って。妹さんが辞めたあとにもなんとなくトルティーヤを焼き続けていました。

今はメニューに無いけど、イベント時に販売したりやオードブルに入れたりして改良しながら、もう何千枚伸ばして焼いたのでしょう。

同じ事を続けるほどに、繰り返すほどに、いつも新しい。力だけではだめ。

トルティーヤ作りはいつもそんなことを思い出させてくれます。続けて良かった。

森 綾乃

梅干し

故郷の庭の大きな梅の木を道路拡張のため失った私たち。それぞれの手元にはいくらかのお金。

大きなものがなくなると、しばらくはその残像だったり思い出だったりがそのブランクを巡る。そう時間もかからずいつのまにかもともとなかったような光景に見えるまで。

我が家の梅はこれで最後ね。って分け合った翌々年のこと。

もう一本の小さな梅の木が実をつけ始めた。

喜び勇んで今度こそ教えて貰おうって思っていたのに、結局お手伝いに帰れなかった梅仕事。ありがとう。ご馳走さまです◎

Couldn’t back to my mother ‘s home for the plum works also this year.”Gotisousama”means thank you for past the time and so long way from the village.

森 綾乃

かのひと、かの岸

夏が満ち、飽きて枯れてゆくのにあわせるように父が旅立って二度目の秋。

因果なことに飲食を生業とする私の父は食道ガンを患いました。

水も喉を通らなくなる日が来ると聞いていても、聞いたから尚更?実家の台所では母のうしろで盛りつけたり運んだりを通し、私の料理を出したことはほとんどありませんでした。

最後に口にしたのも母の手から注がれる、いつも汲んできていた湧き水。

お酒が大好きだった父に、本当は私の料理を肴に呑んで欲しかったけど、叶わなかった気持ちが今日もまた私の手を働かせます。

お彼岸を前に。

森 綾乃

まかない飯

誰かと一緒にキッチンに立っていた頃は、かわりばんこでまかない飯を作ってました。

新人さんが入ったら慣れるまで。

新しいメニューを考えるときは試作をおかずに。

ひとりシフトになってからは恥ずかしながら、ご飯をよそって何かポンとのっけてすませちゃうことばかり。

しいたけの軸をよくまかないに使っていたのを思い出して、久しぶりに自分のためにちゃんと間を取りひと皿作ってみる。

美味しかった。

ちゃんと作ったから。

大切なことを思い出せました。

このご飯がもとになって明日の皆さんのご飯を作るんだから、大事にしなきゃいけなかった。

ありがとうございます。

優しい間

美味しそうなクッキーだからお茶でも…という、おみやげがもたらしてくれる優しい間。

お料理にもそんな優しい間があると良いといつも思うのです。ありがとうございます◎

おばあちゃんの庭

お昼どき。

洗いものの水音の合間から、おばあちゃんの庭のゴーヤ成ったかなぁ。って会話が聞こえてきました。

私も気持ちが瞬きにおばあちゃんの庭へ。言葉を交わさずとも一緒にふるさとを想えたこと、嬉しかったです。

今日もありがとうございます。

お祭りのこころ

今日は山笠の流れ舁き。

本番には通らないお店の前の道も山笠が通ってくれます。私も夕方には勢い水の支度です。

健やかな暮らしを願い舁く手とみんなのために逞しく走る足に、今年もありがとうございます。

今日のベジカレーは十種の野菜とお豆腐のキーマ風です。お持ち帰りもできます。

今日もありがとうございます◎